日本の現行の建築基準法(施行令第46条)では、木造2階建て住宅(延べ床面積500m²以下)では『略算法』といわれる簡易構造計算が認められています。しかしそれで本当に大切なご家族の生命を守ることができるのでしょうか?私たちはこのことに疑問を感じ、地震力と建物の強度について、専門の研究室(マスイデア構造計算室)を設け、研究を重ねてまいりました。
詳しくは構造計算のページをご覧ください。
阪神大震災相当の地震を基準にした安全性の高い住宅の開発を目的としてイデア工法が開発されました。
建物は大きく分けて『基礎部』と『上部構造体』に別れています。それぞれが充分な強度を備える事で、はじめて外部からの負荷に負けない強い建物になります。しかしそれぞれが、充分な強度を発揮するためにはいくつかの条件を満たしバランスのとれた建物となって、初めて性能が発揮されます。イデア工法では、『基礎部』をイデアベース工法、『上体構造体』はイデアフレーム工法としてそれぞれの構造計算の強度を極限まで高めた精度の高い正確施工が特徴です。
イデアベースでは建物の荷重・地盤の強さを調査し、一棟一棟異なった条件を考慮しながら基礎の細部に至るまで安全性を高める工夫をしています。また構造専門の一級建築士が調査・構造計算をしてから施工を行うので、安心・安全の基礎工事なのです。
詳しくはIDEAベースのページをご覧ください。
板を梁(ハリ)に据え付ける場合、通常の梁(ハリ)工法だと四辺のうち、二辺に釘を打ち込みます。イデアフレームは釘の長さも規格で統一されているものを、四辺に釘のピッチ150mm以下で均等に打ち込むのが特徴です。通常工法の2.4倍の剛性を得る工法、それがイデアフレームです。
詳しくはIDEAフレームのページをご覧ください。
日本は世界有数の地震国です。
世界で起きている地震活動の15%が日本で起きているといわれています。
日本列島周辺は、世界にある10数枚のプレートのうち4枚のプレートの境界上にあります。またこれに加え内殻部には、1,500箇所を超える活断層という岩盤のキズもあります。
政府は、地震学の発達と観測網の充実による予測精度の向上を背景として、情報公開をすることが防災対策上に有効であるとの認識から、文部科学省内に地震調査委員会を設置して、日本各地で地震が起こる危険度を確率で示し警告しています。